“Either will do.(Either is okay.)”
「どっちでもいいよ。」
***このブログは、英語にしにくい日本語、日本語にしにくい英語、辞書で調べにくい表現、面白い言い方など、日常生活や洋書・洋楽などから個人が独断的に選んで紹介しているものです。
楽しんで読んでいただければ幸いです。***
本日のテーマ
日本人の「いいよ」は難しい。
最後に”either”を使った使えそうな文もみてね。
「いいよ」の色々
日本人の「いいよ」は、”good” であり、”no think you”でもあり外国人を悩ませます。英訳も気を付けなければね。
①————————–
A: 「私今日はスカートがいいかしら?パンツがいいかしら?」
B: 「どっちでもいいわ。別に意見はないよ。」
A: “Which do you think I should wear today, skirt or pants?”
B: “I don’t care. I don’t have any special opinion.”
②————————–
私を映画館で見かけたという友達。行ってない私に、一歩も引かない。
「もうどっちでもいいけど。」
“Whatever you say.”(勝手に言っとけ。)
③————————–
散髪をして男前になった友達が私に「どう?」って聞いてきた。
「いいんじゃない?」って日本語で言ったら、「いいんジャナイ?ヨクナイ?」
“You look good.”と言う意味だと説明したけど彼には”ジャナイ”が心に残ったようでした。
④————————–
「休憩してもいい?」
“I want to take a break.”
“I need some time to relax.”
この英語は「いい?」と聞くより「したい」とはっきり言った方がいいね。
⑤————————–
ホイットニーヒューストン、ケビンコスナーの
“The Body Guard”のワンシーンでのやりとり。
K: 「コーヒー飲めへんか?」
W: 「あんたがいらんかったら、いいよ。」
K: “Do you want some coffee?”
W: “No, not unless you do.”
余談ですが、アメリカまで友達を訪ねた時の話。
無事に友達とも会ってホテルの部屋に着いた時、「ちょっと休憩。」と言いたかった私は、“I want to take a break.”と言った。
すると友達は変な顔をして”break?”と私に聞いた。
なんとなく自分の言ったことが変だったことは感じられた。
それは、「ちょっと、黙っててよ。少しほっといてほしい。」みたいにとらえられたようだ。
“break”って、「気を抜く」とか、「楽になる」、「(張りつめているなかの)休憩」なので、2人で久しぶりに会ってからのこの英語はちょっとまずかったね。
そもそもここは、“I need to some time to relax.”
「休憩」ではなく「くつろぐ」だった。(*_*;
”Either”を使った使えそうな例文
例文1————————–
A:「最近話せてなかったね。」
B:「そうそう、私かあなたどちらか忙しかったもんね。」
A: “We haven’t talked for quite a while.”
B: “No, either you were busy or I was.“
例文2————————–
A:「ねぇ、どっちの服が良く見える?」
B:「どっちもあかんやろ。」
A: “Which dress do you think will do for me?”
B: “Either won’t do.“
*”do”は「間に合う」「役に立つ」「よろしい」などの意味
例文3————————–
「私かあなたどちらかが掃除か食事の支度をしましょう。」
Either you or I make dinner or clean the room.