“He is onto something.”
「彼、何かもってるわ。」
***このブログは、英語にしにくい日本語、日本語にしにくい英語、辞書で調べにくい表現、面白い言い方など、日常生活や洋書・洋楽などから個人が独断的に選んで紹介しているものです。楽しんで読んでいただければ幸いです。***
こんにちは。
説明などいらない方は例文に飛んでください。
うちの店の客さんの会話の中で耳に入ってきた言葉。
「~君って、何かもってるよなぁ。」
「何かもってる」って、英語でどういうんだろう?
気になっていたら、今読んでる本にこんな文が。
“Was it luck, or was Michael really onto something?” (from “THE MUSIC LESSON” Victor L. Wooten) “偶然できたのか?それともマイケルは何らかの力があるのだろうか?”これは、その本の著者が師匠のマイケルという人に言った言葉。凡人では出来ないあることをした師匠に、著者が言った言葉です。 |
これって、「何かもってる」に使える!?
“be onto (on to)~”とは?
辞書では、「~をよく知って、(心得て、承知して)、~に精通して」
「(良い結果・発見など)に到達しそうで」などという意味があります。
例文①
A:「ふみちゃんってジャズ歌ってるんやで~」
B:「へぇー、何か持ってるなぁと思ったら、やっぱりなぁ。」
A:”Do you know that Fumi-chan is a jazz singer.”
B:”Oh, is she? Well, I was right I thought she might be onto something at the first sight.”
例文②
A:「できた~! 俺って天才かも。」
B:「偶然や。あんたは何も持ってない。」
A:”Hey! I did it! I must be onto somethig!”
B:”It was just luck. You are not onto anything at all.“
例文③
A:「ついに、我々に光が見えてきたようだ。」
B:「練習の繰り返しは裏切らんわ。」
A: “I feel we are finally onto something?”
B: “Practice and repetition won’t deceive us.”
例文④
A:「ボス、犯人は我々の動きを知っているようです。」
B:「馬鹿な。ありえない。」
A:”I think the suspect is onto us.”
B:”That’s highly unlikely!“
「ありえないでしょう」英語で?はこちら
“onto“だけでなく“on“も面白い例文がたくさん辞書にありましたのでご紹介。
He is the most on person.
彼はうってつけの人だ。
It was one of his on days.
それは彼の絶好調の日だった。
My idea was not on.
私のアイディアは見込みが薄かった。
I was a bit on.
私はほろ酔い加減でした。
なんか、持ってるやないか!
私?持ってるよ。へへ。