We were stranded at the airport.
「空港で立往生したわ。」(英語では受動態?)
***このブログは、英語にしにくい日本語、日本語にしにくい英語、辞書で調べにくい表現、面白い言い方など、日常生活や洋書・洋楽などから個人が独断的に選んで紹介しているものです。
楽しんで読んでいただければ幸いです。***
”立往生する”は他にもあります。
A number of trains were brought to a stand still due to a power failure. 停電のため、電車が止まった。My car got stuck (got stalled) in the snow. 大雪で車が立ち往生した。 The actor dried up (stood speechless) on the stage. |
さて、
今日は”立往生する”に注目してほしいのではなく、
日本語では能動態なのに英語では受動態になる単語
にスポットをあててみたいと思います。
前回、「疑われたくない」英語で?の中で、
”英語は日本語ほど受動態を使わない”と説明しました。
日本語は受動態なのに英語では能動態になる例文を紹介したんですが、
今回は、その逆で英語で受動態なのに日本語では能動態になる例文を紹介します。
えっ?英語って日本語ほど受動態使わないんじゃないの?
でもないです。日本語と使うところにズレがあるけど。
例文で学ぼう!
例文1————————–
「イライラしたり、ホッとしたり、がっかりしたり、興奮したりそんな日でした。」
“It was such a day that I was annoyed, pleased, depressed, excited.”
過去完了形が形容詞として使われる例は少なくない。
(日本語なら、自主的にとらえられるのが、英語では受動的になるケース。)
「こわい」be terrified, be scared,
「退屈する」be bored
「トラウマになる」be traumatized
「感動した」be impressed
「びっくりする」be surprised
「呆然とする」be petrified
「興味がある」be interested などなど。
![]() 上に書いた単語は感情にかかわる単語。 他にも、 |
例文2————————–
「新しい先生はクラスによくなじんでるね。」
“The new teacher is adapted well to the class.”
「クラスによく受け入れられている」とも言える。
例文3————————–
A:「腹痛いわ。どっかトイレないかな。」
B:「そのままあかんか~。誰もけえへんで。」
A:「俺は犬か!」
A: “I have a stomachache. I need to go to the bathroom.”
B: “Why don’t you just … Nobody is supposed to come.”
A: “Am I supposed to be a dog or what!”
例文4————————–
「お下げしてもよろしいですか?」(終わりましたか?)
“Are you finished?”
例文5————————–
「泣きすぎて目が腫れてるの。」
“My eyes are swollen. I cried a lot.”
例文6————————–
「俺の言った言葉が原因で腹が立ったみたい。」
“It was triggered by what I said to her that she got angry.”
結論
英語と日本語では
受動態にしたい文と能動態にしたい文に相違がある。
「全部言ってしまうと混乱させてしまう。」
“If I told you everything about it, I would make you confused.”
使役動詞で表すこともある。