“It has not been a passionate affair, more a gradual acceptance over the last year of an inevitable situation.”
***このブログは、英語にしにくい日本語、日本語にしにくい英語、辞書で調べにくい表現、面白い言い方など、日常生活や洋書・洋楽などから個人が独断的に選んで紹介しているものです。
楽しんで読んでいただければ幸いです。***
熱く燃える恋ではなくても、「一緒にいるとホッとする」とか、「寂しい時に出逢った」とか「状況的に何となく一緒になった」とか・・・ね
ある本で見つけた文です。もう一度ご紹介します。
“It has not been a passionate affair, more a gradual acceptance over the last year of an inevitable situation.” (from “ONE DAY” David Nicholls)
「彼女とは燃えるような恋とかじゃなく、(もう妻は死んでしまったという)つらい事実の一年の中で、彼女を徐々に受け入れていったんだ。」
交通事故で突然最愛の妻をなくした主人公に、つれあいができるのですが、その時に読者にそれを説明している文。
「え、そんなに悲しんでたのに、その女だれ?」って思う読者の気持ちを裏切らない文だと思いました。
今日のキーワード
inevitable
“accept the inevitable” で「避けられない事は素直に受ける」とか、「運命は甘んじて従う」とかの意味。
“inevitable” を使っての例文
例文1:_______________________
A: 「あんた、あんたのお母ちゃんみたいに太ってきてるんちゃう?」
B: 「これはどうしようもないわ(不可避なこと)。家族みんな太いもん。」
A: ” I can see you running to fat like your mother. “
B: ” Well, I think it’s inevitable. All of my families are the same.”
例文2:_______________
「私は貴方と出会った。出会うべくして(必然に)であったのよ。」
” I met you. And that’s inevitable.”
例文3:______________
「子供たちは親からの愛情を必要とします。それは当然の事です。」
“Children need love from their parents. That is inevitable.“
例文4:_________________
「韓国ドラマって、絶対お決まりで、記憶を失う人がいてんねん。」
In any Korean serial drama, you will see a role who loses his or her memory. And that is inevitable.
実生活で使ってみよう。
私、ジャズを勉強しているのですが、
「いつ頃からジャズを好きになったの?」ってよく聞かれます。
いつ頃からか聴きだして、そしていつ頃からか自分で始めてたって感じです。
It was not a sudden start, more a gradual acceptance of “addiction to jazz”.
「突然始めたのではなく、「ジャズへの専念」が、徐々に普通になっててん。」
