I won’t let go my hold!
はなさないよ。(これ俺の)!
***このブログは、英語にしにくい日本語、日本語にしにくい英語、辞書で調べにくい表現、面白い言い方など、日常生活や洋書・洋楽などから個人が独断的に選んで紹介しているものです。
楽しんで読んでいただければ幸いです。***
“This is mine.”
“I don’t want to give this to anybody.”
などでも言えるけど、今日のテーマの方がパンチがある。
今日も、きっかけで出てきた
英単語や、フレーズのイメージを例文を使って広げていきます。
今日は、“let go” |
“let it go“と”let go“の違いって何?
“let go“って動詞2つやん。
って思ったことないですか?
“let go“の“let”は、皆がよく使う使役動詞としての”let”
(~させる)とは別ものと考えよう。
“let go” 、”let fall”、”let fly”などは
習慣的(慣用的)に一つの動詞として使われているのです。
例文で広めよう
例文①————————–“let go”(手放す、解雇する、忘れる)
「あかん、ベルト苦しい。食べ過ぎた。」
「緩めたらいいやん!」
“I think I ate too much. My belt is squeezing my stomach.”
“You’d better let go of that hold.“
例文②————————–
「クビになっちゃった。」
“I got let go.“
例文③————————–難易度高
私がいつでも自由に出入りできるのは、
キッチンとリビングルームとフィットネスルームだけです。
The doors I’m let go in anytime are the kitchen, the living room and the fitness suite.
例文④————————–“let fall”(落とす、うっかりしゃべる、もらす、何気に言う)
「帰り単車乗ってるとき財布落としたかも。」
“I may have let fall my wallet riding homeward”
例文⑤————————–
「本当にばらすつもりは全然なかったのよ。ごめん。」
“I didn’t mean to let fall. I’m sorry.”
例文⑥————————–“let fly”(激しく放つ、ののしる、くってかかる)
「時々急に私たちに激しくののしるんです。」
“He sometimes suddenly let fly at us.“
例文⑦————————–
「彼が弓矢を放つ時、凄くかっこいいね。」
“He is so sexy when he let fly an arrow, that I feel dizzy.
”ふみよ”のつぶやき
*読まなくてもいい話です。
話は使役動詞の”let”に戻りますが、
今、読んでる本で
“He was let in the dining room.” |
とあった。
つまり、Someone let him in the dining roomを受動態にした文です。
ここは能動態の方が英語っぽいんじゃないの?
と思って、目にとまりました。
能動態、受動態については「疑われたくない。」英語で?をみてね。
著者がわざわざそう書く理由の推測として
実は、この文は
I didn’t know he was let in the dining room.
(僕は叔父がダイニングルームに通されているのをしらなかった。)
が全文。
これを、能動態で書くと、
I didn’t know someone let him in the dining room.
となり、ニュアンス的には
「誰かが彼をダイニングルルームにいれてしまったことをしらなかった。」
となる。
かといってシンプルに、
I didn’t know he was in the dining room.
「彼がダイニングルームにいたことをしらなかった。」
だと、入室許可的なものがなくなってしまう。
外部からの面会が制限されていたのに叔父がそこへ通されていた、
そこにはちょっとした許可のニュアンスを感じる。
能動態から受動態、受動態から能動態に形を変える訓練を
中学英語でしましたが、
形だけでなくニュアンスの違いが生じること、
文の前後の流れでどちらがいいか、など意味的な違いも
学べたらいいなぁと思いました。