使役動詞?の allow

They allowed me to join them and sing along.
彼らは私に参加させてくれて歌わせてくれた。

 

***このブログは、英語にしにくい日本語、日本語にしにくい英語、辞書で調べにくい表現、面白い言い方など、日常生活や洋書・洋楽などから個人が独断的に選んで紹介しているものです。
楽しんで読んでいただければ幸いです。***


使役動詞って?

(~が~に)「~させる」の意味で使う動詞です。
主に下の4つがあげられます。

make  /  let  /  have  /  get

 

ところが、最近読んでる本でやたらとallowを使役動詞として使っています。ちょっと面白いかなぁと思ってご紹介。

 

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例文1—————————-

その鷹は頭を低くして、私に首の裏を触らせてくれた。

The hawk lowered his head and allowed me to scratch the back of his neck.

 

例文2—————————–

普段は音楽をあまり聞かないが、その夜はどっぷり音楽につかりたかった。
“I don’t really listen to the music, but I allowed it surround me loud that night.”

 

例文3————————–

彼が電話であまりに面白く話すので、内緒で母に一緒に聞いてもらい笑ってました。

When I was talking on the phone with my boyfriend, he was speaking so funny that I allowed my mother silently listen in, and was giggling with her.

 

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実生活で使ってみよう。

昔、歌の先生によく言われました。

「歌に感情入れる前に、ちゃんと喉で歌えるようになりなさい。」って。

その当時は、”歌って、心じゃないのかなぁ?”なんて生意気なこと思ってましたが、

喉という楽器が鳴って一生懸命うたって伝わるものがあると気付き始めています。(遅っ‼)

My voice trainer said, “Don’t try to allow your feelings show until you will be really able to sing.” 

「私はまだ20代です。」英語で?

I am in my twenties yet!
「私はまだ20歳代です!」

 

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「私は〇〇歳代です。」って英語でどういうの?

10代 英語で?
I am in my teens. (読み方:ティーンズではなく、テンズ、またはテンス)

30歳代 英語で?
I am in my thirties.

40歳代 英語で?
I am in my forties.

50歳代 英語で?
I am in my fifties.

60歳代 英語で?
I am in my sixties.

70歳代 英語で?
I am in my seventies.

この様に数字の後ろの”~ty”を”~ties”と変えます。

sixties, seventies, eighties, ninetiesとなります。
(要する複数形に。)

〇〇代ってのは10年、例えば、二十代は、20~29歳までの10年あるので複数になり、
「私の~代(10年)の中にいる」という感じで” in my (one’s) ~ties”なのでしょう。

 

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「あたしゃ、100歳超えたけど、

100歳代って英語でどういうんだい?」

 

 

年齢を英語でどういうかについて詳しくは「ネイティブと英語について話したこと」の中のこのページを見るとわかりやすいです。

かいつまんで紹介すると

100歳代だと、I am in my hundreds.

110歳代は、I am in my hundred tens.

だそうですが、あまり使わないので聞きなれない感じがあるそうです。

 

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年齢についての他の表現も交えての例文

例文1—————————–

「おばちゃんって呼ばんといて!」

十代の頃は、自分が50歳になるんて思わなかったね。」

“I had never thought that I would turn 50 when I was in my teens.”

 

 

例文2——————————-

A:「あの人、歳わからんわ。何歳くらいと思う?」B:「さぁ。30手前くらいちゃうか?」
A:「ありえへん!」

A:  “How old do you think she is?  I can’t guess.”
B:  “Well, I think she is on the right side of thirty.”
A:  “She can’t be!”

 

 

例文3———————————-

A:「あんた、いくつになったん?」
B:「明日の誕生日で22歳になります。

A:  “How old are you?”
B:  “I’m almost 22 years old.  Tomorrow is my birthday.”

 

 

例文4———————————

 

A: 「”おばちゃん”って呼ばれるのはいくつくらいからやろうか?」
B:  「おばちゃんに”ふさわしい年齢”なんてないわ。身なりや行動で決まんねん。」

A:  When do you think is the proper age to be called “Obachan”?
B:  There is not “proper age”.  It just depends on how you look and behave.

 

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実生活で使ってみよう。

幼い時の私の夢は、歌手か学校の先生でした。
めっちゃ、一途やん。今でも、Jazz ボーカル勉強してるし、英語も勉強してる。

そういえば、他になりたかった職業はなかったなぁ。
あ、でも今は居酒屋で生計を立ててる。それも楽しいです。

もし、今の南 二三代(私)を20歳の私が見たらどう思うだろうか?満足してくれるかなぁ。

I sometimes wonder what my twenty-year-old self would think of today’s Fumiyo Minami.

 

「月日が流れる。」英語で?

10 years had passed before I saw him again.

そして、10年が経って彼と再会した。

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この”before”の前に、かかった(過ぎた)時間を入れる文は英語っぽくてカッコいい。

 

「彼と再会する前に10年が過ぎました。」

次のステップ(出来事)が本当はメイン。ここでは“彼との再会”

「彼と再会するのに、10年が過ぎました。」の方が日本語では自然。

 

“10 years had passed, and I (finally) saw him again. ”

上の文のように”and”に置き換えると簡単に整理がつく。

 


例文1————————–

「彼のジョークを理解するのに10分はかかったね。」

“At least 10minutes had gone by before I understood his joke.”

 

例文2————————–

「渋滞の為に、一番近場のサービスエリアまで2時間かかったよ。」

“Because of a traffic jam, it had taken 2 hours before we arrived the nearest travel center.”

 

例文3————————–

私達が親友同士になるまで、さほど時間はかからなかった

It had not taken much time before we became close friends.

参考

親友になったのは、過去。親友になるまでの期間は過去の過去なので過去完了形になります。

例文1・2も同じく、”過去”と、”過去の過去”の時間をはっきりさせるためにも”過去”には過去形、”過去の過去”には過去完了形を使う。


実生活で使ってみよう。

私がピアノを習いだした頃はもう30歳を超えていました。
そしてピアノ弾き語りをするまでには約10年の月日が流れました。

When I started playing the piano, I was in my thirties.

年齢については「私はまだ20代です。」英語で?をご覧ください。

Then, more than 10 years had passed before I could accompany myself with the piano.

比較:

Then, more than 10 years had passed and I could finally sing with my piano.

“and”で文をつなげると、”finally”を補足することによって、”before”を使った文と同じニュアンスになる。

 

 

 

「(イライラが)ピークに達する」英語で?

It was getting the best of me.

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ある本の著者は、ライブで演奏をしている時に、バーに座ってる客が自分の演奏を聞いていないことに気づきイライラしだす。

「聞いてない奴が目に入るといつもイライラするんだ。で、俺は案の定イライラし始めた。」
That had always been a pet peeve of mine, and it started to bother me.

(上の”that”は、演奏を聞いていない人達が目に入ることです。)

 

でも、彼以外のバンドメンバーは別に気にもしてない様子。

そして、この文。

… but it was already getting the best of me.
(from THE MUSIC LESSON BY VICTOR L. WOOTEN)

「イライラがもう限界に達していた。」

勿論、”peak”だって使えるけど、上の文ネイティブっぽい。

 

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get (have) the best of ~~の意味

<議論・競技など>に勝つ、<人>を出し抜く、<取引>を最もうまくやる、
<病気が><人>を参らせる、など。

今日のテーマでは、上の意味の中の”(あることが)が人を参らせる”、という意味でつかわれている。

 

Hanako  gets(has) the best of  Yoko.

洋子の”一番のところ”を花子がゲットする。

言い換えると、
花子が洋子の上を行く、洋子は花子に参る、のように考えるとわかりやすい。

 

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この表現は歌などでは「あなたに参ったわ」と恋愛の表現にも使われています。

曲紹介関連曲の紹介

歌手Jody Watley(第30回のグラミー賞で最優秀新人賞を受賞)の”Intimacy”というアルバムに、”best of me”という曲がありました。とってもムーディーな曲で”♫You got the best of me~♪“(あなたに首ったけ)って切なく歌ってる。

興味があれば聴いてください。ここ

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“A get (have) the best of B”を使った例文

例文1————————————————————————

父のお世話は私なのに、とし子はいつも父にご機嫌取りして良いとこ取りする。

It’s me that is taking care of my father, but my sister always gets the best of me by flattering my father.

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例文2

山本さんはリューマチで一気に弱ってしまった

Mr. Yamamoto has been suffering from rheumatism.  And it got the best of him.

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実生活でつかってみよう。

最近、うちのマンションの一階のお店が移転したらしく、朝の早くから工事しています。
私は4階、それでも結構響きますが、2階に住んでる人は気の毒で仕方ないです。

 

Since the beauty salon on the first floor of the building that I live in had moved out, it has been noisy and jolty because of its renovation.  It must have been getting the best of the people who live in right above the floor.