I don’t want to be suspicious.
「疑われたくない。」(英語で能動態?)
***このブログは、英語にしにくい日本語、日本語にしにくい英語、辞書で調べにくい表現、面白い言い方など、日常生活や洋書・洋楽などから個人が独断的に選んで紹介しているものです。
楽しんで読んでいただければ幸いです。***
実は英会話の中では日本語ほど受け身(受動態)を使わないのです。
中学校で習う英語の受動態は、
”英語ではそんな風に言うかどうか”と言うより、
能動態である文をどうしたら受動態のカタチにできるのか機能的に勉強しただけです。
例えば、
”私は財布を盗まれました。”
”日本語では”盗まれました。”と受動態がふつうですが、
英語では
”誰かが私の財布を盗んだ。”という能動態の方が自然です。
日本語なら受動態なのに、英語なら能動態の方が自然、そんな文に今日はスポットをあててみたいと思います。
例文でおぼえよう!
例文1————————–
僕は彼女に傷つけられたんだ。
“She hurt me.”
例文2————————–
”(私)めっちゃ、蚊にさされた。”
“Mosquitoes bit me a lot!”
例文3————————–
”ある日突然、寄ってきて(私は)手紙を渡されたんだ。
“One day, he came to me and gave me a letter.”
例文4————————–
”皆に笑われた。”
“Everybody there laughed at me.”
例文5————————–
”庭の木を(勝手に)切られた。”
“Somebody cut a tree in my garden.”
*1“I had a tree cut in my garden by somebody.”
ふみよのウンチク
日本語の受け身には”迷惑や被害の受け身”や”持ち主受け身”などがある。
日本語の”持ち主受け身”で面白いのは、木を切られたことが、持ち主にとって利益的な事なら”庭の木を切ってもらった”になることだ。
このことについてもっと知りたい方はこちらが参考ページ
実は、冒頭で英会話の中では日本語ほど受け身(受動態)を使わないと書きましたが、
逆に、英語では受け身で日本語では能動態というパターンもあります。
それについてはこちら「空港で立往生した。」英語で?
実生活で使ってみよう。
今日の冒頭の例文
“I don’t want to be suspicous”は、
実は私のお友達が言った言葉です。
それを聞いた時に、日本語との相違を感じたのでした。
英語の方は能動態しかも形容詞、
日本語で訳したら”疑われたくない”(受動態)。
もういいやん!難しい話。
しらん間にグダグダ言ってた!
”面倒くさいと思われたくない・・・”
“I don’t want to be stressful to others.“
これもそうかぁ?