“Could you move over a little?”
“There is no room for you!”
「ちょっと向こうに寄ってくれへんか?」
「狭いんやって!」
***このブログは、英語にしにくい日本語、日本語にしにくい英語、辞書で調べにくい表現、面白い言い方など、日常生活や洋書・洋楽などから個人が独断的に選んで紹介しているものです。
楽しんで読んでいただければ幸いです。***
今日は”ちっちゃい広さ”をテーマに作文。
英語の”広い”はたくさんある。
spacious, roomy, big, large, wide, broad…
ここでこれ? ”spacious” や “room” をもっと活用しよう!
*意外と出てこない”ちっちゃい広さ”、
*”ちっちゃい広さ”だから否定形の文ではは”狭い”と訳される。
例文見てみて(^_-)-☆
例文1————————–
「このシンクいいけど、料理するのに狭いわ。」
“I like this sink, but it’s not spacious enough to cook something.“
例文2————————–
A:「もうお腹いっぱい。何も入らんわ。」
B:「甘いものはべつばらやろう?」
A: “I’m full. I can’t eat anymore.”
B: “But there is always room for sweets, right?”
例文3————————–
A:「ここには花か何か飾ったらいいんじゃない?」
B:「いや、あえて何も置かずに広く使いたいのよ。」
A: “I think we need flowers or something here.”
B: “Oh, I don’t think so. I want to keep spacious here.”
例文4————————–
私の兄は歳のわりにおでこが広い。
My brother has a high forehead for his age.
(辞書から面白い例文があったので使いました。)
例文5————————–
A:「ピアノを初めてまだ5年なんです。」
B:「じゃ、まだまだこれから伸びるね。」
A: “I only started my piano 5 years ago.”
B: “Oh, then there is plenty of room for improvement.”
例文6————————–
あなたの帰る場所をいつも心に残している。
“I have always room left for you.”
ついでのお話。
自分のお家を”とても狭い”と言うのに、
“My house is very small.”と友達に言ったら、
その友達は「”small”ではなく、”cozy”だよ。」と言ってくれた。
“cozy”は、”心地いい”とか、”こじんまりした”という意味。
“cozy” を相手に言う時は誉め言葉になりますが、
日本語で相手に”こじんまり”はタブーですよね。
例えば、
数年前、中古車を買った知り合いに対して、うちの母が言いました。
「こじんまりして、良いやん。この車。」
相手は笑ってましたけど、失礼な言葉ですね。
“cozy”だと問題ないのにね。
言葉の選択には気を付けましょう。